PIXARの可能性に、というか、懐の深さに、というか、
今黄金期を作っている会社に、というか、
映画界の奇跡に、というか、
アンドリュー・スタントンに、というか、
ラセターさんに、というか、
何よりもPIXARスタッフたちの中のガジェット愛に、というか、
星の数ほどの★を。PIXARという“映画会社”が産声を上げたとき、
「おもちゃのはなし」「かいじゅうのはなし」
そして「ロボットのはなし」という三つのアイディアがあったという。
きっと、PIXARの奇跡を支えた人たちのやりたかった最後のことが全部詰まった映画だと思う(
ラセターさんは「車」を個人的にやりたかったんだろうな。ポール・ニューマン氏のご冥福をお祈りします)。
この映画自体、PIXAR最初の「本格的ラヴ・ストーリー」でありながら(カーズにもラブはあるけど、ラブよりレースがメインだし)、同時にまったく新しいラヴ・ストーリーでもある。
人間たちが愛を忘れたとき、たった一人地球に忘れられた愛を守っているウォーリー。
このピュアさをどう表現すればいいんだろ?
ぜひ劇場で感じてみて下さい。吹き替えでむしろ観て下さい。
サイレントムービーに近いオープニングのシーンで、一緒に見ている人たちから、同じタイミングで息を飲む音がする楽しさ。クラシックミッキーマウスの映画のような、原点の音。
物語の展開につれ、「ああ、これがPIXARだったよなあ」っていうのをもう体で感じたんだけど、それをこの短期間に「
次世代に受け継いだ」ことのすさまじさに感動する(ラセター監督は現在監督業を休業している)。
そしてもう一つの驚き。
今までのディズニーの続編とは違う。
ディズニー2D部門復活への狼煙、「リトルマーメイド3〜はじまりの物語〜」。
今までのやるせないビデオ発売用「続編」との違いは明らか。
また、女性が主人公であること、ミュージカル色が強いことはオリジナル作の監督ロン&ジョンの次回2D作「ザ・フロッグ・プリンセス」(2009年公開!)への布石としか思えない(?)
確かにチャレンジは少ない印象だし、CGの使い方もまずいけれど、私はとても感動した。2Dにディズニーの火が戻って来た、と間違いなく感じられたから。
ああ、ジブリのビデオのタイトルじゃないけど、「ラセターさん、ありがとう」だ。
またウォーリーの感想じゃなくなっちゃってるな。
いろいろ笑いのツボがつまったウォーリー。
ある意味では映画全体が巨大なアメリカン・ジョークとでも言える気がします。
ややオタクよりなツボではあるものの、笑いの質と量をここまで揃えるのは本当に凄いと思うし、全体を包み込む温かさは間違いなくPIXAR特有のもの。
ちなみに私が観ていた回(観客総勢20名前後深夜上映)、「Pong」のシーンで笑ってたのは私だけでした、たぶん。
どなたか詳しい方、6角形の基盤が何の基盤か教えて下さい。
ウォーリーの基盤は青だったので、G4以降のボードですね。
ファーン。
ウォーリーの記事なのにウォーリー居ないと寂しいのでとりあえずここら辺↑を貼っておきますが、やっぱりリアル・ウォーリー可愛い〜〜!!
=追記=
いつか、フロリダに会いに行きたい。
その後、字幕版も見たけど、サウンドエフェクトがすばらしかった。
劇場の設備の関係だろうなと思いましたが、「ダンス」のシーン。
宇宙ステーションの排気音をラヴ・シーンのバックに使ったSF映画が今まであっただろうか。
美しかったです。
早くDVD欲しいな。