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プリンセスと魔法のキス★★★★★

期待をしないようにして行ったのだけど、
始まって10分、2回泣きそうになった。
ああ、良かった、ディズニーは死んではいなかったのだ、と感じ、
そのきらめきの温かさに打たれた。

終幕後、ひとり立ち上がって銀幕に向かって手を叩いた。
おかえりなさい、そしておめでとうという気持ちだった。

帰り道にも余韻が続く映画で、
ああ映画を観たんだなあという満足感と、
物語が終わってしまった切なさのない混ざった感覚を
とても久しぶりに感じた。

iPodの中の音楽を聞いて日常に戻るのが惜しくて、
マクドナルドのモバイルポイントに立ち寄り、
日本語版のアルバムを購入。
(iTunesでフルアルバムを買うのは2枚目)

IMG_1095.png


5分ほどでダウンロードが終わり、
Ne-yoのテーマソングが流れ出す。
映画音楽として一番贅沢な買い方の気がした。

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美女と野獣を超えた、っていう映画評があったらしいが
私の感覚ではリトル・マーメイドからこっちまとめて超えている気がする。
少なくとも作画は一番クオリティがある。

ミュージカル好きとしては「カールじいさん」より良かった。
というか、古き良きディズニーはそこにちゃんと存在していて
それはPixarをも育ててきた確固たる土台だと改めて感じた。
それを見えなくさせていた旧経営陣の悪しき商業主義は明らかだ。

最近リニューアルした「Disney Pictures」の派手な3Dロゴアニメより前に
最初に映し出されたのはパラパラとめくられる紙に描かれている
蒸気船ウィリーのミッキーと「Disney Animation Studio」の文字。
(最初に胸が熱くなったシーンだ)
最後までディズニーを見捨てず、守ってきたクリエイターたちの
Disneyへの愛を感じた。

手描きアニメーションへの愛が誇らしげに宣言される瞬間。
一時は解体されようとしていたディズニーの手描きアニメーション。
はれがましく宣言された復活。アーティストたちの確かな勝利。

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そして、これがやりたかったんだよ、というすべてが画面いっぱいに弾けていった。
今までなら切り捨てられてきたであろうアイディアのきらめきが
すべてでひとつになって全体を輝かせるような奇跡を作っていた。
全体としての印象は、監督たちの過去のヒット作である
リトル・マーメイドとアラジンを
足すのではなくかけあわせたようなパワーと魅力に満ちていた。

ロン・クレメンツとジョン・マスカーは、もう一度ディズニーを再生した
(70年代の低迷をリトル・マーメイド、アラジンで復権させたように)
21世紀にディズニーの息吹を蘇らせてくれた。
この数十年にディズニーが失っていたストーリーの展開は
単純に切なく感動的で、私は掛け値なく本当に泣いた。

たぶんこの映画は、
カエルの恋でもなく
ジャズのミュージカルでもなく

憧れを捨てなかった、
信じることをやめなかった、
小さな勇者の物語なのだ。

そしてその勇者とは
圧政の下でもアニメーションに人生を捧げ続けてきた
大勢のアニメーターたちの姿なのだろう。
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テーマ:ディズニー - ジャンル:映画

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